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三重県・伊勢/2泊3日

伊勢 2泊3日モデルコース|朝6時のおかげ横丁は無人になる

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伊勢神宮の内宮は年間を通して混む。ただし混むのは10時以降で、朝5時から参拝できることはあまり知られていない。同じ参道が、時間を変えるだけで別の場所になる。近くに泊まらないとこの時間は取れないので、日帰りでは体験できない。この記事では東京からの動き方、外宮から内宮という参拝の順序、早朝を取るための宿の位置、2泊3日での組み立て方を示す。

  • 東京発
  • 2泊3日
  • 予算の目安 ¥80,000/人
  • 早朝の参道を独り占めする

こんな気分の人に向く

  • 人の少ない時間に参拝したい人
  • 神社仏閣をゆっくり見たい人
  • 食べ歩きも楽しみたい人
  • 海の幸を目当てにする人

エリアの全体像

伊勢は、行き先を決めるより先に「どこが何の役割か」を掴んだほうが早い。2泊3日で全部は回れないので、下のうち3〜4か所に絞るのが現実的。

  • 01

    外宮(豊受大神宮)参拝の出発点

    伊勢市駅から徒歩5分。古来「外宮先祭」といって外宮から参るのが習わし。内宮より静かで、朝の空気が澄んでいる。参道に食事処が並ぶ外宮参道もここ。

  • 02

    内宮(皇大神宮)旅の中心

    宇治橋を渡って五十鈴川沿いの参道を進む。宮域は広く、ゆっくり歩くと1時間半ほどかかる。開門は日の出前で、この早さが2泊する意味になる。

  • 03

    おはらい町・おかげ横丁食べ歩きの通り

    内宮の門前町。赤福本店をはじめ店が連なる。日中は歩くのが難しいほど混むが、店が開く前の早朝は誰もいない同じ通りを歩ける。

  • 04

    二見浦参拝前に清める場所

    伊勢市の海側。二見興玉神社の夫婦岩で知られ、古くは参拝前にここで禊をした。夏至の頃は岩の間から日が昇る。伊勢市街から車で20分ほど。

  • 05

    鳥羽・志摩組み合わせる海側

    伊勢から南東へ。海の幸と英虞湾の眺めがあり、宿の選択肢も多い。2泊のうち1泊をこちら側にすると、神域と海の両方を取れる。

2泊3日のモデルコース3本

優先するものを変えた3本。そのまま使っても、いいところだけ抜き出して組み替えてもいい。時刻はすべて目安。

Course 1

王道コース

外宮・内宮・二見を1つずつ、朝を2回使う

初めて伊勢を訪れ、順序どおりに参拝したい人

1日目

  1. 9:00頃

    東京を出発

    新幹線で名古屋へ、近鉄特急に乗り換えて伊勢市駅まで約3時間半。乗り換えは1回で済む。

  2. 13:00頃

    外宮に参拝

    伊勢市駅から徒歩5分。まずこちらから参るのが習わし。宮域は内宮より小さく、1時間ほどで回れる。

  3. 15:00頃

    外宮参道を歩く

    駅から外宮までの通りで遅い昼食。伊勢うどんや手こね寿司をここで取っておく。

  4. 17:00頃

    宿に入る

    市街の宿へ。翌朝が早いので、夕食は近場で済ませて早く休む。

2日目

  1. 5:00頃

    内宮の早朝参拝

    開門と同時に宇治橋を渡る。参道に人がおらず、玉砂利の音だけが響く。正宮まで往復1時間半を見込む。

  2. 6:30頃

    無人のおかげ横丁

    参拝後に門前町へ。店は閉まっているが、昼とは別の場所に見える。赤福本店だけは朝5時から開いている。

  3. 9:00頃

    宿に戻って朝食と仮眠

    早起きした分、ここで一度休む。2泊3日にする最大の利点がこの余白。

  4. 13:00頃

    もう一度おかげ横丁へ

    今度は営業中の通りを歩く。朝との差が、この旅でいちばん記憶に残る。

  5. 16:00頃

    二見浦へ移動

    バスか車で20分。二見興玉神社に参り、夫婦岩を見る。夕方の海は静か。

3日目

  1. 7:00頃

    二見浦の朝

    二見に泊まったなら日の出を狙う。時期が合えば夫婦岩の間から太陽が昇る。

  2. 10:00頃

    鳥羽方面へ

    時間があれば鳥羽まで足を延ばす。水族館か、海沿いの展望台で海を見る。

  3. 13:00頃

    昼食と土産

    伊勢市駅周辺に戻り、赤福や伊勢うどんを買う。

  4. 18:00頃

    東京に到着

    近鉄と新幹線を乗り継いで戻る。最終日は移動を早めに始めたい。

Course 2

海とあわせる

神域に1泊、海側に1泊

参拝だけでなく、海の幸と景色も目的にする人

1日目

  1. 9:00頃

    東京を出発

    名古屋経由で伊勢市駅へ。

  2. 13:30頃

    外宮に参拝

    到着後すぐ外宮へ。参道で昼食を取る。

  3. 16:00頃

    内宮へ移動

    バスで15分。日中の内宮を先に見ておくと、翌朝の静けさが際立つ。

  4. 18:00頃

    市街の宿に入る

    外宮参道の宿なら夕食の選択肢が多い。

2日目

  1. 5:00頃

    内宮の早朝参拝

    開門と同時に入る。この行程で朝を使うのはこの1回だけなので、天気の良い日を選びたい。

  2. 8:30頃

    朝食のあと移動

    宿をチェックアウトし、鳥羽方面へ。

  3. 11:00頃

    鳥羽で海を見る

    海沿いの展望台か水族館。伊勢の神域とは空気が変わる。

  4. 14:00頃

    海の幸で遅い昼

    鳥羽・志摩は魚が主役。伊勢海老やあわびを扱う店が多い。

  5. 16:30頃

    海側の宿に入る

    オーシャンビューの宿へ。露天風呂から海を見る。

3日目

  1. 7:30頃

    朝の海

    宿の窓か浜辺で朝を過ごす。2日目までで参拝は終えているので、最終日は急がない。

  2. 10:00頃

    二見浦に寄る

    帰り道に二見興玉神社へ。夫婦岩を見て伊勢市駅へ向かう。

  3. 13:00頃

    昼食と土産

    外宮参道で最後の食事。

  4. 18:30頃

    東京に到着

    名古屋経由で戻る。

Course 3

朝を2回取る

内宮と二見、両方の夜明けを狙う

早起きが苦にならず、静かな時間を最大限に取りたい人

1日目

  1. 11:00頃

    東京を出発

    初日は移動と外宮のみ。翌日以降が早いので出発を遅らせる。

  2. 15:30頃

    外宮に参拝

    夕方の外宮は人が引いて静か。

  3. 17:30頃

    二見の宿に入る

    初日から二見側に泊まる。翌朝の日の出に備える。

  4. 19:00頃

    早めに休む

    翌朝は日の出前に起きる。

2日目

  1. 5:00頃

    夫婦岩の日の出

    二見興玉神社へ。時期が合えば岩の間から日が昇る。合わなくても海から昇る太陽は見られる。

  2. 8:00頃

    朝食のあと市街へ

    伊勢市街に移動し、2泊目の宿に荷物を預ける。

  3. 11:00頃

    日中の内宮とおかげ横丁

    混んでいる時間をあえて体験する。翌朝との対比のため。

  4. 15:00頃

    五十鈴川と参道を歩く

    御手洗場で水に触れ、参道の木立を見て回る。

  5. 18:00頃

    早めの夕食と就寝

    翌朝も早い。外宮参道で食べて戻る。

3日目

  1. 5:00頃

    内宮の早朝参拝

    最終日の朝に本命を持ってくる。前日に日中を見ているぶん、無人の参道の違いがはっきり分かる。

  2. 7:00頃

    無人のおかげ横丁

    誰もいない石畳を歩く。この行程の締めくくり。

  3. 10:00頃

    朝食と土産

    店が開く時間に合わせて食事。赤福を買って帰る。

  4. 17:30頃

    東京に到着

    昼過ぎの特急で名古屋へ出て、新幹線で戻る。

費用の目安

交通(東京〜伊勢 往復)約18,000〜28,000円
宿泊(2泊・1名)約12,000〜40,000円
食事(3日分・食べ歩き含む)約9,000〜16,000円
バス・レンタサイクル・拝観など約3,000〜6,000円
合計の目安約42,000〜90,000円

※1名あたりの概算。時期・人数・宿のプランによって変わる。

立ち寄りたい場所

上の行程に出てくる場所を、もう少し詳しく。

  1. 01内宮の早朝参拝

    開門は日の出時刻に合わせて年間で変わり、早い時期は朝5時から入れる。宇治橋から正宮までの参道に人がほとんどおらず、玉砂利を踏む音だけが響く。

    同じ場所を昼にも歩くと差がはっきりする

  2. 02おかげ横丁の開店前

    日中は人の流れで進めない通りが、朝6時台は無人になる。石畳と木造の町並みだけが残り、写真の印象がまるで変わる。店はまだ開いていない。

    赤福本店は朝5時開店。朝粥ではなく赤福と茶が取れる

  3. 03外宮参道

    伊勢市駅から外宮へ向かう通り。近年整備され、飲食店と土産物店が並ぶ。内宮側より落ち着いており、夜も店が開いている。

    夕食はこちら側のほうが選択肢がある

  4. 04二見興玉神社と夫婦岩

    海中の岩に注連縄が張られ、大小2つの岩が寄り添う。日の出の名所で、5月から7月は岩の間から太陽が昇る。境内には蛙の像が多い。

    内宮の早朝参拝と同じ日に組むと移動が慌ただしい。日を分ける

  5. 05五十鈴川の御手洗場

    内宮の参道途中で川に降りられる場所。石畳から直接水に手を浸して清める。透明度が高く、早朝は川面に朝靄が立つことがある。

    雨の後は増水して立入禁止になることがある

泊まるなら

楽天トラベルに掲載されている実在の宿から選んでいる。料金・空室は各宿のページで確認できる。

ホテルエリアワン伊勢インター(ホテルエリアワングループ)

ホテルエリアワン伊勢インター(ホテルエリアワングループ)

¥2,880〜/人★ 4.04 (683件)

伊勢インター近くのホテルで、内宮まで車で10分。無料駐車場があり、費用を抑えて早朝参拝の足場を確保したい人に向く。

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伊勢二見 くつろぎの癒し温泉宿 やわらの湯まるや(女性専用)

伊勢二見 くつろぎの癒し温泉宿 やわらの湯まるや(女性専用)

¥4,400〜/人★ 4.5 (165件)

二見の女性専用の温泉宿。駅が近く、夫婦岩の日の出を狙う日の宿に使いやすい。女子旅向け。

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伊勢外宮参道 伊勢神泉

伊勢外宮参道 伊勢神泉

¥19,400〜/人★ 4.56 (1394件)

外宮参道に建つ温泉のある旅荘。伊勢市駅前で外宮に徒歩、夕食の店にも困らない。2泊のうち市街側の1泊に最適。

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伊勢に佇む 王朝浪漫の夢見宿 斎王の宮

伊勢に佇む 王朝浪漫の夢見宿 斎王の宮

¥17,750〜/人★ 4.61 (790件)

伊勢市佐八町にある王朝文化をテーマにした宿。伊勢の食材を使った料理が中心で、記念の旅に向く。内宮までは車が要る。

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伊勢志摩の絶景 鳥羽グランドホテル

伊勢志摩の絶景 鳥羽グランドホテル

¥16,500〜/人★ 4.49 (4240件)

鳥羽の海沿いに建つ大型ホテル。露天風呂と海の眺めがあり、2泊目を海側に振るときの選択肢になる。

空室・料金を見る

季節ごとの表情

初詣の1月上旬と大型連休は最も混み、早朝でも人が出る。春と秋は参道の緑と紅葉が美しく、気候も歩きやすい。夏は日差しが強いが、早朝参拝ならむしろ涼しく快適で、二見浦の日の出が岩の間に重なる時期でもある。冬は空気が澄んで朝靄が立ちやすく、人が最も少ない。神宮は年中無休で、開門時刻だけが季節で変わる。

持っていくもの・動き方のコツ

  • 外宮から内宮の順に参るのが習わし
  • 内宮の開門は日の出時刻に連動する。事前に確認する
  • 参道の中央は神の道とされる。端を歩く
  • おかげ横丁の店は朝は閉まっている。食事は時間をずらす
  • 内宮の駐車場は日中すぐ満車になる。早朝か公共交通で

よくある質問

Q外宮と内宮はどちらから参るべきですか。
外宮から内宮の順に参るのが古くからの習わしです。外宮は伊勢市駅から徒歩5分、内宮へはそこからバスで15分ほどかかります。時間が限られる場合でも、この順序は守られることをおすすめします。
Q早朝参拝は何時から入れますか。
開門は日の出の時刻に合わせて変わり、時期によって朝5時から6時の間です。閉門は季節により17時から18時ごろです。訪問前に神宮の公式情報で当日の時刻をご確認ください。
Q車と公共交通のどちらがいいですか。
内宮の駐車場は日中すぐ満車になるため、市街に泊まってバスで向かうのが確実です。二見浦や鳥羽まで足を延ばす場合は車が便利なので、行程に応じて使い分けるとよいと思います。
Q2泊3日で鳥羽や志摩まで回れますか。
回れます。1日目と2日目の朝を伊勢に充て、2泊目を鳥羽側に移すと無理がありません。ただし移動が増えるぶん早朝参拝は1回に絞ることになります。
Q食べ歩きはいつが空いていますか。
おかげ横丁は10時から15時が最も混みます。開店直後の9時台か、16時以降が比較的歩きやすいです。早朝は店が閉まっていますが、赤福本店は朝5時から開いています。

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