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島根県・出雲/2泊3日

出雲・日御碕 2泊3日モデルコース|日本一と呼ばれる夕日を見に

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出雲大社を参拝して帰る人は多いが、そこから車で20分の海岸線まで足を延ばす人は少ない。稲佐の浜は神々が上陸するとされる砂浜で、弁天島の向こうに日が沈む。さらに北の日御碕には日本一高い石造の灯台が立ち、水平線まで遮るものがない。夕日は1日1回しかないので、天候を考えると2泊して2回の機会を持つのが現実的。この記事では大阪からの動き方、参拝の順序、夕日を軸にした2泊3日の組み立てを示す。

  • 大阪発
  • 2泊3日
  • 予算の目安 ¥85,000/人
  • 日本一の夕日を見に行く

こんな気分の人に向く

  • 神社を落ち着いて参拝したい人
  • 夕日を目的に旅先を選ぶ人
  • 海沿いを走るのが好きな人
  • 温泉も組み込みたい人

エリアの全体像

出雲は、行き先を決めるより先に「どこが何の役割か」を掴んだほうが早い。2泊3日で全部は回れないので、下のうち3〜4か所に絞るのが現実的。

  • 01

    出雲大社旅の中心

    大国主大神を祀る。大しめ縄で知られる神楽殿と、本殿を囲む摂社群がある。参道は松並木で、下り参道という珍しい構造。門前町の神門通りに店が並ぶ。

  • 02

    稲佐の浜夕日を見る砂浜

    出雲大社から車で10分ほど。砂浜に弁天島が立ち、その向こうに日本海が広がる。旧暦10月に全国の神々が上陸するとされる浜で、砂を持ち帰って素鵞社に納める習わしがある。

  • 03

    日御碕半島の突端

    稲佐の浜からさらに海岸線を北へ20分。高さ43mの白い石造灯台が立ち、登れる。手前に日御碕神社があり、朱塗りの社殿が海を背にしている。

  • 04

    玉造温泉泊まって湯に入る側

    松江市にある古い温泉地。出雲大社から車で40分ほど離れるが、宿の質と数がこの一帯で最も充実している。2泊のうち1泊をこちらに振る人が多い。

2泊3日のモデルコース3本

優先するものを変えた3本。そのまま使っても、いいところだけ抜き出して組み替えてもいい。時刻はすべて目安。

Course 1

王道コース

参拝・夕日・灯台を1つずつ、夕方を2回使う

初めて出雲を訪れ、要所を順に押さえたい人

1日目

  1. 8:30頃

    大阪を出発

    特急やくもで岡山経由、出雲市駅まで約5時間。飛行機なら午前中に着く。

  2. 14:00頃

    出雲大社に参拝

    下り参道を進み、神楽殿の大しめ縄を見る。拝礼は二礼四拍手一礼。本殿を一周して摂社も回る。

  3. 16:00頃

    神門通りを歩く

    門前町でそば屋や土産物を見る。出雲そばは割子で食べる。

  4. 17:30頃

    稲佐の浜で夕日

    日没30分前に着く。弁天島のシルエットの向こうに日が沈む。1回目の機会。

  5. 19:00頃

    宿に入る

    大社門前か出雲市駅前の宿へ。

2日目

  1. 7:00頃

    朝の出雲大社

    参拝客がいない時間に再訪する。松の参道に朝の光が差し、昼とは印象が変わる。

  2. 9:00頃

    稲佐の浜で砂を取る

    浜の砂を持ち、素鵞社へ納めに戻る。順序があるので前日ではなくこの日に。

  3. 11:00頃

    日御碕へ

    海岸線を北へ20分。日御碕神社の朱塗りの社殿を見てから、灯台に登る。展望台から日本海を見渡す。

  4. 14:00頃

    海沿いで昼食

    日御碕は魚が上がる。イカやサザエを扱う店がある。

  5. 17:30頃

    日御碕で夕日

    2回目の機会。稲佐の浜と違い水平線まで遮るものがない。前日が曇りだった場合の保険にもなる。

  6. 20:00頃

    玉造温泉へ移動

    2泊目を温泉に振る。車で約1時間。

3日目

  1. 8:00頃

    朝風呂と朝食

    玉造温泉でゆっくりする。3日目は移動が中心なので急がない。

  2. 10:30頃

    松江城または宍道湖

    時間があれば松江へ。国宝の天守か、宍道湖の湖畔を歩く。

  3. 13:00頃

    昼食と土産

    松江か出雲市駅で。出雲そばと地酒。

  4. 19:30頃

    大阪に到着

    やくもで戻る。指定席を先に押さえておく。

Course 2

夕日を2回狙う

移動を減らし、海沿いに連泊する

夕日が第一目的で、確率を上げたい人

1日目

  1. 8:30頃

    大阪を出発

    出雲市へ。到着後すぐ海側へ向かう。

  2. 15:00頃

    日御碕を下見

    灯台に登り、周囲の遊歩道を歩いて撮影場所を決めておく。

  3. 17:30頃

    1回目の夕日

    日御碕で水平線に沈むのを待つ。

  4. 19:30頃

    大社門前の宿へ

    海側に近い宿を取り、翌日も動きやすくする。

2日目

  1. 7:00頃

    朝の出雲大社

    人のいない時間に参拝する。

  2. 10:00頃

    稲佐の浜と素鵞社

    砂を取り、本殿裏の素鵞社へ納める。習わしの順序どおりに回る。

  3. 13:00頃

    門前町で昼食と休憩

    割子そばを食べ、午後は無理に動かない。夕方に備える。

  4. 17:30頃

    2回目の夕日

    今度は稲佐の浜で。弁天島を入れた構図。前日と場所を変えることで、どちらかが当たる確率が上がる。

  5. 19:30頃

    連泊

    同じ宿に泊まる。荷物を動かさない。

3日目

  1. 8:00頃

    最後の朝の大社

    3日目の朝にもう一度参る。同じ場所を繰り返し見るのがこの行程の趣旨。

  2. 10:30頃

    出雲市街へ

    土産を買い、出雲そばを昼に取る。

  3. 13:00頃

    帰路へ

    やくもか飛行機で戻る。

  4. 19:00頃

    大阪に到着

    最終日は移動中心。

Course 3

温泉とあわせる

参拝と夕日は1回ずつ、あとは湯に使う

詰め込まず、温泉に時間を割きたい人

1日目

  1. 9:30頃

    大阪を出発

    急がず出る。

  2. 15:30頃

    出雲大社に参拝

    到着後すぐ大社へ。神楽殿と本殿を回る。

  3. 17:30頃

    稲佐の浜で夕日

    この行程で夕日を狙うのは1回だけ。

  4. 19:30頃

    湯の川温泉へ

    大社から車で30分ほど。日本三美人の湯に入る。

2日目

  1. 9:00頃

    朝風呂

    急がず湯に入る。この行程は移動を減らすことが目的。

  2. 11:00頃

    日御碕へ

    灯台と日御碕神社を昼に回る。夕日を待たないので時間に縛られない。

  3. 14:00頃

    海沿いで昼食

    日御碕の魚を食べる。

  4. 16:30頃

    玉造温泉へ移る

    2泊目を別の温泉に。湯を変えると2泊が単調にならない。

  5. 18:30頃

    夕食に時間をかける

    この行程の主役は宿の食事。

3日目

  1. 8:30頃

    朝風呂とゆっくり朝食

    最終日も湯に入る。

  2. 11:00頃

    松江城か宍道湖

    天候で選ぶ。宍道湖の夕日は有名だが、この行程では昼に湖畔を歩く。

  3. 13:30頃

    昼食と土産

    松江で。和菓子が名物。

  4. 19:30頃

    大阪に到着

    やくもで戻る。

費用の目安

交通(大阪〜出雲 往復・現地移動含む)約16,000〜26,000円
宿泊(2泊・1名)約12,000〜38,000円
食事(3日分)約9,000〜16,000円
灯台入場・拝観・雑費約2,000〜4,000円
合計の目安約39,000〜84,000円

※1名あたりの概算。時期・人数・宿のプランによって変わる。

立ち寄りたい場所

上の行程に出てくる場所を、もう少し詳しく。

  1. 01出雲大社の神楽殿

    長さ13m、重さ5.2トンの大しめ縄がかかる。本殿とは別の建物で、しめ縄の大きさは実際に見ないと伝わらない。参拝は二礼四拍手一礼と作法が異なる。

    拍手は4回。他の神社と違うので覚えておく

  2. 02稲佐の浜の夕日

    砂浜の先に立つ弁天島のシルエットと、その背後に沈む太陽。冬は島の左手、夏は右手に沈むため、季節で構図が変わる。

    日没30分前には着く。冬は風が強いので防寒を

  3. 03出雲日御碕灯台

    1903年に建てられた石造灯台としては日本一の高さ。内部の螺旋階段を登ると展望台に出られ、日本海と断崖が見渡せる。周囲は遊歩道になっている。

    登れる時間が決まっている。夕日と両立させるなら先に登る

  4. 04日御碕神社

    朱塗りの社殿が鮮やかで、出雲大社の落ち着いた色調とは対照的。上下2つの社からなり、天照大御神と素盞嗚尊を祀る。海のすぐそばに建つ。

    灯台とセットで回れる。徒歩10分ほど

  5. 05素鵞社(そがのやしろ)

    出雲大社の本殿裏にある社。稲佐の浜の砂を持参して納め、そこにある砂を持ち帰るという習わしがある。本殿の真後ろにあたり、訪れる人は少ない。

    先に稲佐の浜で砂を取ってから参るのが順序

泊まるなら

楽天トラベルに掲載されている実在の宿から選んでいる。料金・空室は各宿のページで確認できる。

スーパーホテル出雲駅前

スーパーホテル出雲駅前

¥3,510〜/人★ 4.05 (2464件)

出雲市駅前のホテル。無料の朝食と大浴場が付き、宿代を抑えたい人向け。駅を起点にバスで大社へ向かえる。

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Rakuten STAY 出雲

Rakuten STAY 出雲

¥5,100〜/人★ 4.78 (78件)

出雲大社の門前にある宿。日本庭園とサウナがあり、参道まで歩ける。早朝の大社と夕方の稲佐の浜を両方取りたいならこの立地。

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湯の川温泉 湖静荘

湯の川温泉 湖静荘

¥8,800〜/人★ 4.48 (238件)

湯の川温泉の宿。日本三美人の湯を源泉かけ流しで、出雲大社へも松江へも出やすい中間の位置にある。

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NIPPONIA 出雲平田 木綿街道

NIPPONIA 出雲平田 木綿街道

¥13,800〜/人★ 4.91 (80件)

築240年の元酒蔵を宿にした古民家。地酒と旬の料理が中心で、2泊目を趣のある宿に振りたいときに合う。

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湯の川温泉 湯宿 草菴

湯の川温泉 湯宿 草菴

¥18,600〜/人★ 4.71 (595件)

湯の川温泉の離れのある隠れ宿。源泉かけ流しで、夕食に時間をかけたい人向け。

空室・料金を見る

季節ごとの表情

夕日を目的にするなら、空気が澄む秋から冬が最も条件がいい。ただし冬の日本海側は曇天と雨の日が多く、見られる確率そのものは高くない。春と秋は気候が穏やかで参拝も歩きやすい。旧暦10月(新暦11月頃)は神在月にあたり、全国の神々が集まるとされる神事が行われ、参拝客が最も増える。夏は日が長く、日没が19時を回るため行程に余裕が出る。

持っていくもの・動き方のコツ

  • 出雲大社の拝礼は二礼四拍手一礼
  • 稲佐の浜の砂を取ってから素鵞社に参る順序で回る
  • 夕日は日没30分前には現地に着く
  • 日御碕までの海岸道路は夜間は暗い。運転に注意
  • 神在月は宿が埋まる。早めに押さえる

よくある質問

Q大阪から出雲までどう行きますか。
特急やくもで岡山経由が一般的で、片道約5時間です。飛行機なら伊丹から出雲縁結び空港まで1時間ほどで、そこからバスかレンタカーになります。半島側を回るならレンタカーが便利です。
Q出雲大社の参拝に作法はありますか。
通常の神社と異なり、二礼四拍手一礼です。また参道が下りになっている珍しい構造で、中央は神の通り道とされるため端を歩きます。手水舎で清めてから進んでください。
Q夕日は必ず見られますか。
日本海側は冬に曇天が多く、必ず見られるとは限りません。2泊すれば夕方の機会が2回あるため、確率は上がります。見られない日は日御碕神社や灯台を昼に回すなど、行程を入れ替えられるようにしておくと安心です。
Q稲佐の浜と日御碕はどちらで夕日を見ますか。
弁天島のシルエットが入る稲佐の浜のほうが構図としては分かりやすいです。日御碕は水平線まで遮るものがなく、開けた夕日になります。2泊するなら1回ずつ両方を試されるとよいと思います。
Q玉造温泉まで足を延ばす価値はありますか。
宿の質と数がこの一帯で最も充実しているため、2泊目を移す方は多いです。出雲大社から車で40分ほどかかるので、大社側で朝と夕方を使い切ってから移動する配分にすると無駄がありません。

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写真:Raita Futo from Tokyo, Japan/CC BY 2.0Wikimedia Commons

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