
草津温泉は湯畑を中心に見どころが凝縮された温泉地だが、東京からは新幹線と路線バスを乗り継いで3時間ほどかかり、到着後の時間配分が悩ましい。共同湯めぐりと甘いもの休憩を両立させるには、初日の午後をどう使うかが鍵になる。この記事では、女子旅グループが無理なく歩ける1泊2日の行程と、荷物や履物への配慮までまとめた。
草津温泉は、行き先を決めるより先に「どこが何の役割か」を掴んだほうが早い。1泊2日で全部は回れないので、下のうち2〜3か所に絞るのが現実的。
湯畑を囲むように土産店や共同湯が並ぶ一帯。宿の多くもこの周辺にあり、荷物を置いてから身軽に歩き回れる。夜は湯畑のライトアップも見どころになる。
湯畑から徒歩15分ほど、湯けむりの立つ川沿いの公園。無料の足湯や大きな露天風呂があり、散策の合間に立ち寄りやすい距離感が使いやすい。
バスターミナルから移動する高原エリア。時間に余裕がある2日目の午前などに、湯畑とは違う空気を味わいに足を延ばす選択肢として使える。
東京からの高速バスや路線バスが発着する場所。コインロッカーがあり、到着後すぐに身軽になって温泉街へ向かえる動線の要になる。
優先するものを変えた3本。そのまま使っても、いいところだけ抜き出して組み替えてもいい。時刻はすべて目安。
初めて草津を訪れる、名所をひと通り押さえたい2〜3人組向け
新幹線とバスを乗り継ぎ草津温泉バスターミナルへ向かう。車内では次の日の相談も弾む道中。
バスターミナル着後は宿に大きな荷物を預けて身軽になる。歩きやすい靴に履き替えておくと湯畑周辺の石段が楽。
湯畑の周りをぐるりと歩き、湯気の立つ様子を眺める。周辺の土産店や甘味処に寄り道しながら進む。
熱乃湯で湯もみショーを見学する。草津らしい光景で、旅の記録に残したくなる場面が多い。
宿の大浴場でゆっくり温まり、部屋で夕食を楽しむ。3人でも余裕のある部屋を選べば荷物も広げられて安心。
朝一番に御座之湯で湯浴みし、一日の始まりを整える。館内の造りも見どころのひとつ。
西の河原公園を散策する。木道や広場が続き、会話しながらのんびり歩ける距離感。
開放的な露天風呂に浸かり、公園の空気を感じながら最後の湯を楽しむ。
軽い昼食を済ませてから草津温泉バスターミナル発のバスに乗り、東京へ戻る。
温泉街だけでなく高原の眺めも味わいたい、体力に余裕のある人向け
やや早めに出発し、バスターミナルまでの道中で翌日の白根山の計画を確認しておく。
到着後は宿に荷物を置き、翌日の高原歩きに備えて動きやすい服装に整える。
湯畑を中心に短めに歩き、足湯や土産店を覗く程度にとどめて体力を残す。
御座之湯にゆっくり浸かり、明日に向けて体をしっかり休める。
宿の大浴場とパウダースペースを使い、早めに休んで翌朝に備える。
バスターミナルから白根山・ロープウェイ方面へ向かう。車窓の緑が徐々に高原らしい景色に変わる。
ロープウェイに乗り、標高の高い景色を眺める。空気の澄んだ眺めは会話も自然と減るほどの静けさ。
歩きやすい道を選びながら高原の空気を味わう。休憩を挟みつつゆっくり進むのがちょうどいい。
草津温泉バスターミナルに戻り、荷物を受け取ってから東京へのバスに乗る。
観光の数より、おしゃべりと休憩の時間を大切にしたい人向け
少し遅めに出発し、道中はおやつを持ち込んでのんびり過ごす。
バスターミナルから宿へ荷物を運んでもらい、身軽になって湯畑方面へ向かう。歩きやすい履物に替えておく。
湯畑を眺めながら近くのカフェに入り、甘いものを分け合う。湯気の見える席なら旅の記録にも残る時間になる。
湯畑周辺の土産店を数軒回り、雑貨や地元の菓子を選ぶ。荷物は宿に預けたままなので手が空いて選びやすい。
宿の大浴場でゆっくり温まり、部屋で夕食をとりながら一日の話を振り返る。三人分の荷物も広げられる部屋を選ぶと快適。
朝は御座之湯で時間をかけて湯浴みする。急がず、湯上がりの休憩スペースでも会話を続ける。
西の河原公園を短い距離だけ歩き、ベンチで休みながら景色を楽しむ。歩く距離を控えたい日はここで十分満足できる。
湯畑周辺に戻り、軽めの昼食を挟む。食べ歩きの延長で気になった店に入るくらいの気軽さがいい。
荷物を受け取り、草津温泉バスターミナルから東京へのバスに乗って帰路につく。
| 交通(往復・東京-草津) | 約6,000〜9,000円 |
|---|---|
| 宿泊(1泊2食・1名) | 約13,000〜19,000円 |
| 食事(昼食・甘味など) | 約3,000〜4,000円 |
| 施設利用(貸切風呂・外湯協力金など) | 約1,000〜2,000円 |
| 合計の目安 | 約23,000〜34,000円 |
※1名あたりの概算。時期・人数・宿のプランによって変わる。
上の行程に出てくる場所を、もう少し詳しく。
草津温泉の象徴で、湯畑を囲むように歩道が整備されている。もうもうと立つ湯気と硫黄の匂いが温泉地らしさを感じさせ、周囲には共同湯や土産店が集まる。
夕方から夜のライトアップも見ておきたい
湯もみと踊りを見られる施設で、草津の湯がどのように温度を下げられてきたかを知ることができる。座って見学できるので、歩き疲れた合間の休憩にもなる。
上演時間に合わせて早めに席を確保する
湯畑から徒歩15分ほど、川沿いに広がる公園。あちこちから温泉が湧き出し、木道を歩きながら湯気の中を進む感覚が味わえる。ベンチも多く休憩にも向く。
歩きやすい靴で、木道の滑りに注意する
公園の一角にある大きな露天風呂で、開放的な空間で温泉に浸かれる。屋外なので季節ごとの空気を感じながら湯に入れるのが魅力になる。
タオルは持参、混雑時間を避けると寛げる
湯畑のすぐそばにある共同浴場で、江戸時代の建物を再現した造り。2種の源泉を楽しめ、外湯めぐりの拠点としても使いやすい立地にある。
湯畑散策の前後どちらかに寄ると身軽
楽天トラベルに掲載されている実在の宿から選んでいる。料金・空室は各宿のページで確認できる。3名で泊まれるかは客室タイプによって違う。人数を入れて空室を確認してほしい。





春は残雪と新緑が同時に見られ、湯畑の湯気と山の空気が心地よい季節。夏は避暑地としての涼しさが際立ち、日中でも歩きやすい気温で外湯めぐりがしやすい。秋は周辺の山々が色づき、湯畑越しの紅葉が印象に残る。冬は雪に覆われた温泉街に湯気が立ち上り、最も温泉らしい景色になる一方、路面が凍る日もあるため足元への注意が要る。
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写真:おにく/CC0(Wikimedia Commons)