
河口湖は富士山の眺めが良い場所が湖畔のあちこちに散らばっていて、欲張ると子どもが車移動だけで疲れてしまう。この記事は未就学から小学生くらいの子どもを連れた家族向けに、移動時間を短く、立ち寄り先を絞った1泊2日の型を示す。昼寝や休憩の逃げ場も行程に含めた。宿選びと費用感も合わせて確認できる。
河口湖は、行き先を決めるより先に「どこが何の役割か」を掴んだほうが早い。1泊2日で全部は回れないので、下のうち2〜3か所に絞るのが現実的。
到着してすぐ食事や土産探しができる一帯。バス・電車の乗換もここに集まるので、初日の移動疲れをここで一度リセットできる。
広い公園と花畑があり、ベビーカーでも歩きやすい。走り回れる広さがあるので、車移動が続いた後の気分転換に向く。
歩かずに高台まで上がれるので、体力のない子どもでも富士山と河口湖を一望できる。待ち時間が読みにくい点だけ注意。
未就学児でも楽しめる乗り物が集まる区域があり、絶叫系を避けて滞在時間を選べる。2日目の帰路にも寄りやすい位置。
優先するものを変えた3本。そのまま使っても、いいところだけ抜き出して組み替えてもいい。時刻はすべて目安。
河口湖に初めて行く、未就学児から小学生までの子連れ家族に向く欲張らない王道日程
新宿方面から高速バスか中央道経由の車で河口湖へ向かう。バスなら座席で移動でき子どもも過ごしやすい。渋滞を見込み時間に余裕を持って出発する。片道の交通費は大人1名2,000〜4,000円程度が目安。
駅構内やバスターミナルでトイレ休憩を済ませ、売店で軽食を買う。子どもの気分をここで一度切り替えておくと、この後の移動がぐずりにくくなる。
河口湖大石公園の湖畔から富士山を眺める。芝生が広く子どもが少し歩き回れるので、抱っこ紐や着替えを準備して30〜40分ほどゆったり過ごすのがよい。
早めに宿へ入り荷物を置いて一息つく。和室や貸切風呂の有無は宿によって異なるので事前に確認しておくと安心。子ども料金も宿ごとに違うため個別に確認する。
宿の食事か周辺の食事処で夕食をとる。子ども向けメニューの有無は施設によって差があるため、到着後に相談しておくとぐずらずに済む。一泊の食事付き宿泊費は大人1名1万円台後半〜2万円台が目安。
河口湖天上山公園のロープウェイで山頂へ上がり、富士山と湖を一望する。乗車時間は数分と短く、子どもが飽きる前に絶景に到着できるのがよい。
河口湖駅周辺まで戻り、食事処で昼食をとる。屋内の座席がある店を選ぶと、天候や子どもの調子に左右されず落ち着いて過ごせる。
道の駅かつやまに立ち寄り、土産や地元の食材を見て回る。広めの駐車場と休憩スペースがあり、最後の一息を入れる場所として使いやすい。
河口湖インターや駅からバス・車で東京方面へ戻る。子どもが眠くなる時間帯に合わせて出発すると、車内でうまく休んでもらえる。
長時間の外出が苦手な未就学児連れ、昼寝や休憩の時間を優先したい家族に向く
高速バスか車で河口湖へ向かう。今回は寄り道を控える分、出発は少し遅めでも余裕がある。交通費は大人1名2,000〜4,000円程度が目安。
駅でトイレ休憩を済ませ、必要な飲食物をここで確保しておく。この日は立ち寄り先を絞るため、荷物も最小限にして身軽に動く。
河口湖大石公園に立ち寄り、湖畔から富士山を眺める。長居はせず20〜30分ほどで切り上げ、宿での時間をしっかり確保する。
予定より早めに宿へ入り、子どもを昼寝させる時間をつくる。和室があれば布団を敷いてそのまま休ませやすい。貸切風呂があれば移動なしで入浴できるのも利点。
夕食後は貸切風呂の有無を確認し、あれば家族だけの時間で温まる。大浴場に子連れで入れるかは施設ごとに異なるため、フロントで確認しておく。宿泊費は大人1名1万円台後半〜2万円台が目安、子ども料金は宿ごとに異なる。
チェックアウトを急がず、朝食後も部屋やロビーでゆっくり過ごす。移動が少ない日程なので、子どものペースに合わせて出発時間を決めてよい。
道の駅かつやまに立ち寄り、土産と軽食を調達する。休憩スペースがあるので、出発前にもう一度おむつ替えや水分補給を済ませておく。
河口湖インターや駅から東京方面へ戻る。立ち寄り先が少ない分、車内で子どもが眠りやすく、帰りの移動も比較的落ち着いて過ごせる。
乗り物やキャラクターが好きな未就学〜小学生連れ、遊びの時間を多く取りたい家族に向く
高速バスか車で河口湖方面へ向かう。この日は富士急ハイランドへ直行する分、道中の休憩は駅で一度だけと決めておくと動きやすい。
駅でトイレ休憩を済ませ、大きな荷物があれば身軽にしておく。ここから富士急ハイランドへ向かうため、子どもの水分補給もここで済ませる。
富士急ハイランドのトーマスランドエリアで、小さな子ども向けの乗り物やキャラクターとの時間を過ごす。ベビーカーや休憩スペースの有無を園内で確認しながら進める。
遊び疲れた子どもを連れて宿へ向かう。和室や貸切風呂の有無は宿ごとに異なるため事前確認をしておくと、到着後すぐに休ませやすい。
宿または周辺で夕食をとる。子ども向けメニューの有無は施設ごとに差があるため到着時に相談する。宿泊費は大人1名1万円台後半〜2万円台が目安、子ども料金は宿ごとに異なる。
河口湖天上山公園のロープウェイに乗り、山頂から富士山と湖を眺める。前日の遊びとは対照的に、短時間で静かな絶景を楽しめる。
駅周辺の食事処で昼食をとる。屋内席のある店を選べば、天候や子どもの機嫌に振られず落ち着いて食事ができる。
道の駅かつやまに立ち寄り、旅の最後に土産を選ぶ。休憩スペースで最後のおむつ替えや水分補給を済ませておく。
河口湖インターや駅から東京方面へ戻る。前日にたくさん遊んだ分、車内で子どもが眠りやすく、帰路は静かに過ごせることが多い。
| 宿泊(1泊2食・1名) | 約8,000〜18,000円 |
|---|---|
| 交通費(東京-河口湖 往復) | 約4,000〜5,500円 |
| 食事(昼食2回程度・1名) | 約2,500〜4,000円 |
| 施設利用(ロープウェイ・入園料等) | 約3,000〜5,000円 |
| 合計の目安(1名) | 約17,500〜32,500円 |
※1名あたりの概算。時期・人数・宿のプランによって変わる。子ども料金は宿ごとに設定が違うため、予約時に確認してほしい。
上の行程に出てくる場所を、もう少し詳しく。
富士急行線の終着駅で、旅の起点になる。駅前にバス乗り場や飲食店、土産物店が集まっていて、到着後の食事や帰りの時間調整に使える。
到着直後は駅周辺で軽く休んでから動くと後が楽
湖畔に広がる公園で、季節の花と富士山を一緒に眺められる。芝生が広く、子どもが少し歩き回っても目が届きやすい。園内には軽食が取れる施設もある。
午前の光が入る時間帯が写真も歩きやすさも良い
ロープウェイで数分上がると河口湖と富士山を見下ろせる展望スペースがある。歩く距離が短く、抱っこや抱っこ紐のままでも上がれる。
混雑期は待ち時間が延びるので午前中が動きやすい
未就学児向けの乗り物が集まる区域があり、絶叫系に乗らなくても一日楽しめる作り。休憩スペースやベビーカー対応の通路も比較的多い。
滞在時間を区切って昼寝や休憩を挟むと後半もつ
河口湖の南側にある道の駅で、地元産の野菜や軽食が並ぶ。トイレやおむつ替えスペースがあり、移動の合間に立ち寄る休憩地点として使いやすい。
移動の途中で一度寄ると子どものぐずりを防げる
楽天トラベルに掲載されている実在の宿から選んでいる。料金・空室は各宿のページで確認できる。子ども料金・添い寝の扱い・食事の有無は宿ごとに違う。人数と年齢を入れて確認してほしい。





春は湖畔沿いの桜と富士山を一緒に眺められ、大石公園周辺の花畑も色づき始める。夏は空気が澄む早朝に富士山が見えやすく、日中は緑の濃い湖畔でゆったり過ごせる。秋は紅葉と富士山の組み合わせが色濃くなり、大石公園のコキアが見頃を迎える時期もある。冬は空気が乾いて富士山がもっとも鮮明に見える一方、朝晩の気温差が大きいので子どもの防寒に注意が要る。
Your own trip
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写真:Yoshio Kohara/CC BY 3.0(Wikimedia Commons)